写真と文で辿る
100年の歴史

100 years of History

岡三証券が創業の地・三重で培ったものは、
お客さまに寄り添う真摯な姿勢と、決して揺らぐことのない「信頼の絆」でした。
今なお、全ての社員に受け継がれる魂を一世紀に亘る歴史と共にご紹介します。

1923年創業~ 津の一商店から「三重の岡三」へ、
さらに大阪・東京へと営業基盤を拡大

岡三商店の創業は、8畳一間に電話一台というまさに徒手空拳の船出でした。幾度となく経営危機に見舞われながらも誠実にお客さまに向き合うことでこれを切り抜け、1944年に岡三証券株式会社が誕生しました。第二次大戦時の空襲では本店支店ともに灰塵に帰したものの、戦後に復興を遂げて大阪へ進出。その後東京、名古屋へも拠点を広げ、「誠一筋」で営業基盤を拡大していきました。

1923
創業者 加藤清治が三重県津市に岡三商店を創業
1944
岡三証券株式会社設立
1948
証券取引法に基づく証券業者として登録
1949
本店を大阪市に移転し、大阪証券取引所の正会員となる
1954
岡三興業㈱設立、同年従業員組合発足
1956
東京証券取引所の正会員となり、東京支店を設立
1956
名古屋証券取引所の正会員となり、名古屋支店を設立

創業者加藤清治

岡三商店

1961年以降~ 総合証券として躍進、
そして市場の構造変化や昭和・平成の難局を乗り越えて

創業者の急逝を受け加藤精一が社長に就任し、岡三証券は昭和の証券不況に直面しつつも本店を東京に移転して業容を拡大していきました。証券業の免許制への移行に際しては、様々な改革を断行して単独での証券免許取得を成し遂げ、新しい証券会社として出発。それを弾みに海外への展開を図り、総合証券として躍進しました。その後バブル経済が崩壊し証券会社の再編が相次ぐ中でも、当社は単騎独行で乗り切ります。そして手数料自由化等の金融ビックバンによる証券界の難局も乗り越え、わが国で唯一の「独立系準大手証券」としての地歩を固めることとなりました。

1961
加藤精一が社長に就任
1964
3社共同出資による投資信託会社 日本投信委託㈱を設立
1965
本店を東京・日本橋に移転
1968
改正証券取引法により免許制へ移行、単独での証券免許を大蔵大臣より受ける
1973
東京・大阪両証券取引所へ株式上場
1976
香港現地法人 岡三国際(亜洲)有限公司設立
1980
岡三インフォメーションサービス㈱(現 岡三情報システム㈱)設立
1987
研修施設「直心塾」を開設
1996
岡三ビジネスサービス㈱設立
1997
加藤哲夫が社長に就任、同年加藤精一(当時会長)が日本証券業協会会長代行に就任(翌98年会長就任、00年まで会長職を務める)
1998
改正証券取引法に基づく総合証券会社として登録
2002
日恵証券㈱と東京連合証券㈱が合併、三晃証券㈱に社名変更

本社(日本橋)

2003年以降~ グループ経営体制の確立、
アライアンスを通じて新たな成長へ

創業80周年を機に現社名・株式会社岡三証券グループとなる岡三ホールディングス株式会社が発足しました。持株会社体制に移行し、経営の自由度と資本効率の向上を目指すグループ経営がスタート。証券業界を取り巻く環境が大きく変化する中、企業価値の持続的な向上に努めてきました。また、アライアンス等を新たな成長軸として加え、更なる事業基盤の強化を図っています。

2003
持株会社体制へ移行し、岡三ホールディングス株式会社に社名変更
2006
インターネット取引専業の岡三オンライン証券㈱設立
2008
日本投信委託㈱と岡三投資顧問㈱が合併、岡三アセットマネジメント㈱に社名変更
2008
当社社名を株式会社岡三証券グループに変更
2010
六二証券㈱と大石証券㈱が合併、三縁証券㈱に社名変更
2011
室町本社を開設し、本社機能を移転
2012
丸福証券㈱(現 岡三にいがた証券㈱)が新和証券㈱を子会社化、翌年合併
2013
岡三証券グループ津ビルおよびプラネタリウム機能を備えたデジタルドームシアター「 神楽洞夢 かぐらどうむ 」開設
2014
新芝宏之が社長に就任
2015
㈱証券ジャパンおよび丸國証券㈱と業務資本提携、同年、持分法適用会社化
2018
ベンチャー・キャピタル子会社の岡三キャピタルパートナーズ㈱設立
2021
㈱証券ジャパンを子会社化
2022
岡三証券㈱と岡三オンライン証券㈱が経営統合
2022
岡三アセットマネジメント㈱を合弁会社化
(持分法適用会社化)
2023
創業100周年を迎える

室町本社

室町トレーディングルーム

神楽洞夢
(かぐらどうむ)