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平成30年3月1日
岡三証券株式会社/国際金融公社

岡三証券株式会社ならびに世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)は、「ソーシャルボンド」(社会貢献債)の発行および販売を行うこととなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. ソーシャルボンド発行の背景
2016年、国連は「持続可能な開発目標(SDGs)」を提示し、これによって世界の国々が一体となって貧困を終わらせ、不平等を是正し、気候変動対策を進める取り組みが始まりました。
そのようななか、社会的課題に対応するプロジェクトの資金調達を目的とする債券市場が登場し、環境・社会・ガバナンス(ESG)基準を投資判断として取り入れる投資家数の増加に支えられ、深化しています。
2. IFCのソーシャルボンドについて
このたびIFCが発行し岡三証券が販売するソーシャルボンドにより調達される資金は、途上国において従来充分なサービスを受けられていなかった層への支援に充てられることになっており、経済ピラミッドの下層部で暮らす人々(BOP層)の経済活動支援や、女性が経営する企業の支援等の適格プロジェクトへの融資に用いられます。
(本債券の概要)
発行体 | 国際金融公社(IFC) |
---|---|
発行通貨 | メキシコペソ |
期間 | 約4年 |
利率 | 年7.75%(課税前) |
発行額面総額 | 61,000,000メキシコペソ |
売出期間 | 2018年3月1日から2018年3月27日 |
受渡日 | 2018年3月28日 |
岡三証券では今後もこのような商品の販売等を通じ、日本の個人投資家の皆さまによる ESG投資機会のご提供に努めてまいります。
(ご参考)
国際金融公社(IFC)について
世界銀行の姉妹機関であり世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)は、途上国の民間セクター支援に特化した世界最大規模の国際開発金融機関です。世界の2,000を超える顧客と協働し、資金、専門知識、影響力を行使することで、世界の最も困難な地域で市場を拓き、機会を創出しています。2017年度は、途上国に対するIFCの長期投融資額は193億米ドルに達し、民間セクターの力をてこに貧困をなくし繁栄の共有を促進するための取り組みを続けています。詳細についてはウェブサイトをご覧ください。
岡三証券について
岡三証券株式会社は、1923年創業の岡三証券グループの中核を担う証券会社であり、「最高の資産運用サービスを提供する証券会社」を掲げ、国内62拠点、海外3拠点を展開して投資・資産運用の総合的なサービスをご提供しています。2017年末現在の顧客口座数は約50万口座(岡三証券グループでは約72万口座)、預り資産残高は約4.8兆円(同、約5.4兆円)従業員数は2,642名(同、3,625名)となっております。
以 上
報道機関からのお問い合わせは、企画部(広報 03-3275-8248)までお願いいたします。