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平成29年11月22日
当社子会社の岡三証券株式会社では、このたび、独自の技術により自然言語を理解して企業分析を行う人工知能を開発する株式会社xenodata lab.(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関洋二郎、以下「ゼノデータ・ラボ」)との間で、業務資本提携を行うことといたましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 提携の概要
岡三証券では、このたびゼノデータ・ラボが同社技術の実用化、事業化のための資金調達を目的として計8社に対して実施した総額2億5千万円の第三者割当増資の一部を引き受け、出資いたしました。また、ゼノデータ・ラボが提供する決算レポート自動作成サービスを既に試験導入しており、主にリサーチ業務および機関投資家向け情報提供において活用を進めております。
また当社グループでは、当期からの中期経営計画「BEYOND 2020」においてグループ力強化施策の一つとしてFinTech対応を掲げており、FinTech戦略の推進と証券業務への活用を目的としたグループ横断プロジェクト「金融ITイノベーション推進プロジェクト」を立ち上げて様々な検討を進めております。このたびのゼノデータ・ラボとの業務資本提携も、これらFinTechへの取り組みの一環であります。
業務資本提携の流れ
ゼノデータ・ラボによるレポート自動作成サービスのイメージ
- xenoFlash: 決算発表内容をビジュアル化したレポートを自動作成するサービス
- xenoStory: 決算分析文章を自動作成するサービス
2. 今後の見通し
今後、ゼノデータ・ラボが提供するサービスの解析対象は決算発表データ以外にも広がる計画であり、上場企業の将来予測データの開発による先進的なサービス拡充などが期待されます。当社グループでは、岡三証券をはじめとするグループ各社における活用拡大の可能性を引き続き検討し、FinTech時代に相応しいサービスの提供体制を強化してまいります。
なお、本件による当社の当期連結業績への影響は軽微であります。
以 上
本件に関するお問い合わせは、グループ広報部 田中(03-3275-8248)までお願いいたします。