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岡三証券グループのサステナビリティ

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トップコミットメント

気候変動、環境問題、格差拡大や貧困、人権問題、さらには国際情勢の不安定化とサプライチェーンの混乱など、さまざまな課題に世界がさらされている今、環境、社会、経済、企業等、多様な領域における持続可能性は、私たち一人ひとりにとって一段と身近で差し迫ったテーマとなっています。不確実性が増すなかでサステナブルな社会を実現していくためには、短期的利益の過度な追求から脱却し、より長期的かつ広範な視点でビジネスを展開することが求められています。

これらの背景を踏まえ、岡三証券グループは、創業100周年を超えた先も、お客さまをはじめ、社員、株主、ビジネスパートナー、地域社会といったあらゆるステークホルダーの皆さまから信頼を得、必要とされる企業であり続けられるよう努力を重ねております。

社会構造の変革を進める企業に高い価値評価を与え(プライシング)、資金供給(ファイナンス)をおこない、ゴール達成に向けたマネーの流れを創り出し、株式市場の新陳代謝を促進するという証券会社の役割を果たすことによって、社会のサステナビリティに貢献していくのが当社グループの使命です。

「サステナビリティとは、経営の一部ではなく、経営そのものである」
この信念のもと、岡三証券グループは豊かな未来の実現に向けて、これまで以上に真摯に取り組みを推進してまいります。

取締役社長 新芝 宏之

サステナビリティ基本方針

岡三証券グループでは2021年4月にサステナビリティ推進室を設置し、持続可能性への貢献という視点を経営の意思決定に一段と取り入れています。”サステナビリティ”とは経営そのものであり、社会の持続的な成長に貢献することが当社グループの社会的存在価値であると考えます。創業100周年を越え、社会とともにさらなる発展を続けることを固く決意し、サステナビリティ基本方針を策定しました。

サステナビリティ基本方針

「岡三証券グループは、金融・資本市場とお客さまの繋ぎ手として、資金の供給と循環を促すことによって、社会と地域の健全かつ持続的な発展に尽くします。
私たちは革新を続け中長期的な成長を実現するとともに、人々の豊かな未来に向けて貢献してまいります。」

マテリアリティ(重要課題)

岡三証券グループが考慮すべき主な経営課題、機会またはリスクに発展しうる重要な社会課題を抽出・分析し、優先的に取り組むべき重要課題として6つのテーマを特定いたしました。

テーマ 方針 主な取り組み・関連項目 SDGsへの貢献
ビジネス お客さまの未来

「長く豊かなお客さまの未来のために」

現役世代・若年世代も含めた一人ひとりのお客さまに最適な金融サービスを提供し、お客さまの人生に貢献します。
  • 少子長寿化の時代における資産形成、 運用、管理のサポート
  • 顧客体験価値=カスタマー・エクスペリエンス(CX)の向上
  • 金融投資に関する情報提供
SDGs 1 3 4 8
社会づくり

「サステナブルな社会の実現のために」

事業活動を通じて、気候変動への対策、環境負荷の軽減などの社会課題の解決と地域への貢献に取り組みます。
  • サステナブルボンドの引受、販売
  • ESG関連ファンドの運用、販売
  • サステナブル投資に関する情報発信
SDGs 1 2 13
イノベーション

「イノベーションによるサービス向上のために」

テクノロジーやAIを活用したデジタル・ イノベーションの推進によって、個々のお客さまのニーズに即した情報をお届けし、きめ細かなサービスを実現します。
  • お客さまサービスの高度化、利便性向上
  • 金融サービスへのアクセス向上
SDGs 8 9
経営基盤 人材

「社員が輝く職場づくりのために」

高い付加価値をお客さまに提供するためにはプロとしての高度な知識と専門性、高い倫理観が不可欠です。最大の経営資本である人材の育成と労働環境整備をさらに進めます。
  • 顧客体験価値=カスタマー・エクスペリエンス(CX)を高められる社員の育成
  • ダイバーシティ&インクルージョン(多様な人材の活躍)
  • 従業員体験価値=エンプロイー・エクスペリエンス(EX)の向上。働きがいのある会社No.1
SDGs 4 5 8 10
財務基盤

「財務の健全性と企業価値の向上のために」

発展の礎となる強固な財務基盤を維持し、中長期的な企業価値の向上に努めます。
  • 健全な財務基盤
  • ROEの向上
SDGs 13 16
ガバナンス

「ガバナンス強化のために」

適正な企業統治と業務遂行が行われるよう体制を整備し、経営における多様なリスクをコントロールします。
  • コーポレートガバナンス
  • リスク管理
  • FD、コンプライアンス
  • システム基盤の強化
SDGs 16 17

サステナビリティ推進体制

岡三証券グループでは、取締役会の監督のもと、取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を中心としたサステナビリティ推進体制を構築しています。本委員会は原則年1回以上開催し、サステナビリティへの取り組み状況の確認と審議を行い、その内容を経営会議や取締役会に適宜付議・報告し、取締役会の監督を受けます。

サステナビリティ推進体制

ESGデータ集

岡三証券グループの主なESGデータを掲載しています。

  • 算定期間
    2023年度(2023年4月~2024年3月)(一部期間外の情報を含みます)
  • 集計対象
    株式会社岡三証券グループならびに連結子会社(連結)、もしくは岡三証券株式会社(単体)

私たちの歴史 ~岡三証券 信頼の絆~

岡三証券グループは、1923年4月に加藤清治が岡三商店を創業したことから始まりました。

「岡三」という社名は、開業資金を出資してくださった方の頭文字である「岡」と、三人兄弟で創業したことに由来しており、そこには「出資者の恩義を忘れない」「三人で力を合わせていく」という思いが込められています。
当社グループは、誠実の証である「岡三」の名を守りながら、2023年4月に100周年を迎えました。

岡三証券のこれまでのあゆみについてご紹介します。

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