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事業活動を通じた取組み
ファンドの販売を通じた寄付活動
岡三証券および岡三にいがた証券では、ファンドを通じて得られた収益(信託報酬)の一部を地域社会のために寄付する「地域応援ファンド」の販売を行っています。また、同じく信託報酬の一部を希少疾患支援団体へ寄付する「グローバル全生物ゲノム株式ファンド」の販売も行っております。
「三重県応援・債券ファンド」を通じた次世代育成支援

岡三証券では、「三重県応援・債券ファンド(毎月決算型)」「三重県応援・債券ファンド(1年決算型)」を販売しています。この投資信託では、ファンドから得られる信託報酬の一部の寄付を通じて、三重県内の保育所等へ絵本の贈呈を行うことにより次世代育成を支援しています。
「三重県応援ファンド」を通じた社会福祉の向上支援
岡三証券では、「三重県応援ファンド」を販売しています。この投資信託では、ファンドから得られる信託報酬の一部の寄付を通じて、障がい福祉施設に車両を贈ること等により、三重県の社会福祉の向上を支援しています。
「にいがたインフラサポート」を通じた新潟県のインフラ関連事業の支援

岡三にいがた証券では、「インフラ関連グローバル株式ファンド(愛称:にいがたインフラサポート)」を販売しています。この投資信託では、ファンドから得られる信託報酬の一部の寄付を通じて、新潟県の「防災・減災」「環境」「医療」「デジタル」等のインフラ関連事業を支援しています。
「にいがた創業応援団」を通じた新潟県の企業・創業支援

岡三にいがた証券では、「リスク抑制型・4資産バランスファンド(愛称:にいがた創業応援団)」を販売しています。 この投資信託では、ファンドから得られる信託報酬の一部を、新潟県での起業・創業支援事業や活動等に寄付することで、新しい事業へ「挑戦する力」を応援し、県内経済の活性化を目指すことで将来の若者が安心して働ける未来づくりを支援しています。
「うるおい大地」を通じて新潟県の農業の未来を応援
岡三にいがた証券では、「為替ヘッジ付ソブリン/農業関連オープン(愛称:うるおいの大地)」 を販売しています。 この投資信託では、ファンドから得られた信託報酬の一部を、新潟県内の農業関連施設へ寄付し、新潟県の農業の未来を応援しています。
「グローバル全生物ゲノム株式ファンド」を通じて新しい遺伝子療法開発等のイノベーションを支援
岡三証券では、「グローバル全生物ゲノム株式ファンド(1年決算型)」を販売しています。この投資信託では、ファンドから得られた信託報酬の一部の寄付を通じて、がん治療薬などの新しい遺伝子療法の開発をはじめとしたイノベーションを支援しています。
SDGs債の取り扱い
岡三証券は、グリーンボンド、ソーシャルボンドに代表されるSDGs債の引受・販売に取り組んでいます。投資家のニーズと、社会課題の解決を目的としたプロジェクト等における資金需要との橋渡し役を担うことにより、様々な社会課題の解決を目指すとともにサステナブルファイナンスの普及促進に努めております。
- サステナブルファイナンスとは、環境・社会課題の解決に資する金融手法。
当社で取り扱い実績のある主なSDGs債
<ピースビルディングボンド>(発行体:国際協力機構(JICA))
独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)は、世界的な平和の危機を踏まえ、平和な社会の実現に向けた取り組みの強化を目的として、JICAとして初めてのピースビルディングボンドを発行しました。調達された資金は、紛争・内戦により影響を受けた、あるいは受けている様々な国・地域等に対する平和と安定や復興に資する有償資金協力事業に活用されます(但し、石炭火力発電事業への出融資は除かれます)。

<ジェンダーボンド>(発行体:国際協力機構(JICA))
独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)は、「ジェンダー平等と女性のエンパワメント」の下、一人ひとりが性別にとらわれず、それぞれの能力を発揮できる社会の実現を目指すなか、ジェンダーボンドを発行しました。調達資金は、JICAのジェンダー平等・女性のエンパワメントを推進する有償資金協力事業に充当されます。
<サステナブル・ディベロップメント・ボンド>(発行体:世界銀行)
世界銀行は、開発途上国の貧困撲滅および開発支援のため、教育・保健・インフラ・行政・農業・環境・女性の社会進出等の幅広い分野のプロジェクトに取り組んでいます。サステナブル・ディベロップメント・ボンドは、海洋汚染問題・プラスチックごみ問題、食品ロス・廃棄問題の解決に向けた取り組みを支えるために発行されたものであり、開発途上国の持続的発展を目的とするプロジェクトへの融資案件に活用されています。


<ソーシャルボンド>(発行体:国際金融公社(IFC))

世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)は、新興市場の民間セクター支援に特化した世界最大規模の国際開発金融機関です。
IFCでは、経済ピラミッドの下層部で暮らす人々(BOP層)の経済活動支援や、女性が経営する企業の支援など、途上国において従来充分なサービスを受けられていなかった層への支援を通じた生活水準の向上による持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指しています。
調達資金は、アフガニスタンの小規模レーズン農家支援やイラクのITサービス支援、ベトナムやトルコの女性が経営する中小企業向け融資支援といった、IFCの適格プロジェクトへの融資に活用されています。
<EYEボンド>(発行体:米州開発銀行(IADB))

米州開発銀行(IADB)は、児童・青少年に対する保育・教育から職業訓練等の雇用支援関連プロジェクトを通じて、青少年の社会参加を促進させ、中南米・カリブ海地域(LAC)の生産性を向上させることに寄与しています。
調達資金は、米州開発銀行が定義する適格要件を満たす教育・若年層支援・雇用支援プロジェクト向け融資「EYEボンド・プログラム」に充当されます。
- EYE:教育・若年層支援・雇用支援(Education, Youth, Employment)
「グリーンファイナンスサポーターズ制度」の
登録支援者として登録

岡三証券は2020年9月より、環境省の「グリーンファイナンスサポーターズ制度」(※)に登録支援者として登録しています。
当該制度は、グリーンボンド等による資金調達支援体制の充実・強化を通じて、自律的な資金調達の機運を側面から醸成することを目的とした資金調達支援者に対する登録公表制度となります。
岡三証券では、情報提供・発行計画の策定・ドキュメンテーション支援などグリーンボンド等の発行支援業務を通じて、発行体を支援すると共に、国内グリーンボンド等のグリーンファイナンス市場拡大に貢献してまいります。
- 2023年5月以前は、「グリーンボンド発行等支援者登録制度」。
投資銀行部門「サステナブルファイナンスグループ」の設置

SDGsボンドの発行支援、情報開示支援、引受販売等、サステナブルファイナンスに関わる事業をさらに推進するため、2021年5月、岡三証券 投資銀行部門内に専門組織を設置しました。専門的知見を有するメンバーが情報提供や起債のサポートをおこなっております。
「岡三SDGsレポート」の発行
サステナブルファイナンスグループでは、SDGs債に関する最新動向をはじめ、国内外のサステナブルファイナンスに係るニュース・特集記事、その他弊社のSDGsの取り組みなどを「岡三SDGsレポート」(毎月発行)にて、投資家・発行体のみなさまへご紹介しております。
岡三SDGsレポート
- 岡三SDGsレポート No.34(2025年4月号)[3,769KB]
- 2024年度下期SDGs債市場レビュー
- 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 連載企画
第3弾「自然環境保全 / 環境管理」 - SDGs/ESGニュース
「岡三SDGsフォーラム2024」の開催
サステナブルファイナンスグループは、岡三SDGsセミナー特別企画として、岡三SDGsフォーラム2024を開催いたしました。
2024年11月から2025年2月までの4か月間、10団体11人の登壇者をお招きし、それぞれのお取組みのご紹介とディスカッションを実施、さまざまな視点・角度から、持続可能な社会の実現、世界課題解決の道を探っていただきました。
「SDGs債エンゲージメント企画」の実施
サステナブルファイナンスグループは、投資家・発行体をはじめとしたマーケット参加者のSDGs債に対する関心を高めることでSDGsマーケットの更なる発展に寄与したいと考え、エンゲージメントを実施しています。今後も様々な取り組みを通じてSDGsマーケット隆盛に向けサポートをおこなってまいります。
SDGs債エンゲージメント報告書
「岡三SDGsセミナー」の開催
サステナブルファイナンスグループでは、発行体や投資家等に向けて、国内外のサステナビリティの潮流、法令や規制動向、開示対応、サステナブル・ファイナンス等に関する岡三SDGsセミナーを適宜開催しております。
第5回「サステナブル・ファイナンス~持続可能な社会の実現を目指して」
(登壇者:農林中央金庫 野田 治男 コーポレートデザイン部長)
2023年9月6日に開催した岡三SDGsセミナーでは、農林中央金庫より野田治男氏をお招きし、サステナビリティをめぐる諸課題をはじめ、金融(ファイナンス)の知見を活かした持続可能な地球環境への貢献を目指す取組事例について講演頂きました。
国立大学法人三重大学・三重県共催
「金融教育・みえグリーンボンドセミナー」の開催
サステナブルファイナンスグループは、国立大学法人三重大学及び三重県との共催によるセミナーを、2023年4月19日に開催いたしました。
三重県が発行した「みえグリーンボンド」をはじめとする、金融活動を通じたSDGsの取組みを学ぶレクチャーや、学生との意見交換・交流をおこないました。
詳しくは三重県庁公式サイトをご覧ください。