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2020年10月26日
岡三キャピタルパートナーズによる
株式会社RAINBOWへの投資に関するお知らせ
当社子会社の岡三キャピタルパートナーズ株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:取締役社長 小塚正樹)は、同社が運営するファンドを通じて、北海道大学(所在地:北海道札幌市、総長:寳金(ほうきん)清博)発のバイオベンチャー企業である株式会社RAINBOW(所在地:北海道札幌市、代表者:代表取締役 髙橋悠一、以下「RAINBOW社」)に投資をいたしましたので、お知らせいたします。
出資の背景と目的
RAINBOW社は、北海道大学病院の川堀特任准教授、七戸准教授を中心とした研究者が北海道大学の脳梗塞治療に関する再生医療の研究結果を事業化するために、2019年に設立されたベンチャー企業です。RAINBOW社は、患者から採取した骨髄間葉系幹細胞を培養し脳梗塞周辺部に直接投与する再生医療の独自技術を有しており、今後は慢性期の脳梗塞治療のための開発と治験を進めていく計画です。
医療技術の進歩や救急体制の整備などにより脳血管疾患の死亡率は低下傾向にあるものの、厚生労働省のデータ(※)によると、脳血管疾患で継続的な治療を受けていると推測される患者数は110万人以上であり、介護の観点からも大きな社会課題であるといえます。
岡三キャピタルパートナーズは、RAINBOW社の再生医療に関する研究の先進性と慢性期脳梗塞治療薬開発の社会的意義に注目し、リードベンチャーキャピタルとしてこのたびの資金調達計画を主導するとともに新株の引受に応じました。
(※ 平成30年版 厚生労働白書「脳血管疾患患者数の状況」)
(RAINBOW社 概要)
会社名 | 株式会社RAINBOW |
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代表者 | 代表取締役 髙橋 悠一 |
所在地 | 北海道札幌市北区21条西12丁目2 北大ビジネススプリング206号 |
事業内容 | 自家骨髄間葉系幹細胞を用いた再生医療製品の開発 |
設立 | 2019年8月 |
以 上
本件に関するお問い合わせは、広報IR部(03-3275-8248)までお願いいたします。