出資の背景と目的

キュービクス社は、遺伝子検査技術に強みを持つ金沢大学発のベンチャー企業です。すい臓がんは、患者の自覚症状が現れにくく、初期発見に有効な検査方法が無いため、自覚症状が出たときはステージⅢ、Ⅳに進んでいることが多く、5年生存率は8.1％（出処：国立がん研究センター）とがんの中で最も低くなっています。キュービクス社が金沢大学と共同で開発したすい臓がんの検査薬「パンレグザ」は、PCRを使った血液中の特定遺伝子検査薬で、既存薬では検出が難しかったステージⅠ、Ⅱの早期すい臓がんを高確度で検出する事が可能です。すでに薬事承認を得て（※）、キュービクス社は販売へ向けての準備を進めています。（※）既存検査薬と併用されます

岡三キャピタルパートナーズは、キュービクス社の技術力・開発力とすい臓がん早期発見の社会的意義に注目し、キュービクス社が実施する第三者割当増資に応じ、新株の引受に応じることといたしました。

（キュービクス社 概要）