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BaaS活用による岡三証券の銀行サービス「岡三BANK」(仮称)
開始に向けたGMOあおぞらネット銀行との基本合意締結のお知らせ

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2023年9月19日

BaaS活用による岡三証券の銀行サービス「岡三BANK」(仮称)
開始に向けたGMOあおぞらネット銀行との基本合意締結のお知らせ

当社子会社の岡三証券株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:取締役社長 池田嘉宏、以下「岡三証券」)は、本日、GMOあおぞらネット銀行株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武、以下「GMOあおぞらネット銀行」)との間で、岡三証券の銀行代理業開始に向けた基本合意を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 目的

当社は創業以来、「お客さま大事」を経営理念として、地域に根差した独立系金融グループとしてお客さまに投資・資産運用の専門サービスを提供してまいりました。本年4月からは、中期経営計画の基本方針において、「ビジネスモデルを変革し、次の100年も成長しつづける経営基盤を確立する」ことをゴールに掲げており、ビジネスモデル変革の中核要素の一つとしてストック型ビジネスの拡大を進める方針です。「コア資産」(中長期で安定運用する資産)を含めた、お客さまの資産全体に対するトータルコンサルティングを行い、お客さまのメイン金融機関としていただくための施策の一つとして、このたびの基本合意に基づき銀行サービスの導入準備を進めてまいります。今回の提携により岡三証券ではより幅広い商品・サービスを提供することが可能となり、多様化するお客さまニーズに対してより広く対応できるようになります。
銀行サービス導入にあたっては、GMOあおぞらネット銀行が提供するBaaS(Banking as a Service)を活用し、同行から岡三証券が銀行代理業の委託を受けるスキームを用いることで、早期のサービス開始を目指します。当社では中期経営計画における成長戦略の一つに「プラットフォームの高度化」を掲げており、グループ外のリソースも効果的に活用することで自前主義からの脱却を図りつつ、営業チャネルの拡大と証券ビジネス機能の強化を推進する方針です。
一方、GMOあおぞらネット銀行は、「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ“お客さまのビジネスの成長=当社の成長”というビジネスポリシーのもと、BaaSの取組実績において既に500件以上の豊富な実績を有し、事業者のデジタルサービス創出やお客さま体験価値向上に貢献されている心強いパートナーとなります。
岡三証券の保有する対面証券としてのコンサルティング力とGMOあおぞらネット銀行の保有するネットバンキング機能というお互いのリソースを掛け合わせることで、サービスの質を大幅に高めてまいります。

2. 基本合意の概要

岡三証券がGMOあおぞらネット銀行から銀行代理業の委託を受けるスキームによる銀行サービスの提供に向けて、準備を進めてまいります。
実現にあたっては、GMOあおぞらネット銀行が提供するBaaS機能を利用し、『岡三BANK』(仮称、以下同じ)としてお客さまに銀行サービスを提供する予定です。
今後、2024年度上期中のサービス提供開始を目指し、両社協議および準備を進めてまいります。(※)

  • サービスの提供開始に向けては、岡三証券がGMOあおぞらネット銀行を所属とする銀行代理業の許可を受けることが前提となります。

3. 提供を予定するサービスの特長

サービス提供開始後は、岡三証券のお客さまに以下のようなメリットをご享受いただけるよう、施策を進める予定です。

  1. 特別定期金利の提供
    岡三BANKの提供する定期預金に特別金利を付与する等、お客さまの金融資産の大半を占める銀行預金に対してのサービスの提供も可能となることで、お客さま満足度向上につながるものと考えています。
  2. 証券口座への入金の簡便化
    現状、銀行口座から証券口座への入金はお客さまご自身で行っていただく必要がありますが、岡三BANK口座開設のお客さまの場合は、岡三証券に入金の指示をしていただくだけで無料にて入金できるようになります。
  3. 岡三BANKカード(仮称)の利用
    岡三BANK口座開設のお客さまに発行される岡三BANKカード(仮称)はデビット機能付き銀行カードとしてご利用いただける予定です。これにより、デビット機能を利用した決済額の一部キャッシュバック、提携ATMでの出金や他行への振込手数料を一定回数まで無料にする等のサービスも可能となり、お客さま満足度の向上が図れるものと考えています。
銀行サービス提供イメージ

4. 基本合意の相手先の概要

(1)名称 GMOあおぞらネット銀行株式会社
(2)所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3
(3)代表者 代表取締役会長 金子 岳人
代表取締役社長 山根 武
(4)事業内容 銀行業
(5)資本金 216億2,995万円
(6)設立年月日 1994年2月28日
(7)大株主(議決権比率) 株式会社あおぞら銀行(85.12%)
GMOインターネットグループ株式会社(7.43%)
GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(7.43%)
(8)上場会社((株)岡三証券グループ)との関係 当社との間での資本関係、人的関係、取引関係について該当事項はありません。
また、関連当事者には該当しておりません。

(最近3年間の財政状態および経営成績)

2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期
経常収益 1,836百万円 3,531百万円 4,724百万円
経常損失 4,486百万円 3,975百万円 4,098百万円
当期純損失 4,489百万円 3,977百万円 4,103百万円
1株当たり当期純損失 9,874円67銭 7,533円28銭 6,122円49銭
1株当たり配当金 - - -
総資産 193,013百万円 313,857百万円 444,080百万円
純資産 11,416百万円 10,890百万円 15,476百万円
1株当たり純資産 23,997円90銭 20,252円70銭 18,213円56銭

(参考:相手先主要株主 株式会社あおぞら銀行(連結)の財政状態および経営成績)

2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期
経常収益 155,755百万円 134,737百万円 183,292百万円
経常利益 38,982百万円 46,294百万円 7,356百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 28,972百万円 35,004百万円 8,719百万円
総資産 5,916,866百万円 6,728,653百万円 7,184,070百万円
純資産 490,006百万円 487,265百万円 431,119百万円

5. 日程

基本合意締結 2023年9月19日(本日)
サービス提供開始 2024年度上期(予定)

6. 今後の見通し

今後、岡三証券における銀行代理業の許可取得を含む、銀行サービス提供に向けた準備を進めてまいります。
また、公表すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたします。

以 上

本件に関するお問い合わせは、広報IR部(03-3275-8248)までお願いいたします。

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