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2025年8月8日
岡三証券による国際協力機構(JICA)が発行する「アフリカ・TICADボンド」の引受けに関するお知らせ
当社子会社の岡三証券株式会社は、このたび、独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「アフリカ・TICADボンド」(第83回・第84回国際協力機構債券(国内財投機関債))の引受けにおいて共同主幹事を務めましたので、資料のとおりお知らせいたします。
以上
本件に関するお問い合わせは、広報IR部(03-3275-8248)までお願いいたします。
資料
2025年8月8日
岡三証券株式会社
国際協力機構(JICA)が発行する「アフリカ・TICADボンド」の引受けに関するお知らせ
岡三証券株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:取締役社長 池田嘉宏)は、このたび、独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「アフリカ・TICADボンド」(第83回・第84回国際協力機構債券(国内財投機関債))(3年債・5年債、発行総額230億円)(以下、本債券)の引受けにおいて共同主幹事を務めましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
アフリカは、2050年には世界人口の4分の1を占めると予測されており、豊富な鉱物資源や人口増加を背景とする高い潜在成長性から将来の有望市場として注目される一方、気候変動に起因する自然災害の頻発、ウクライナ情勢によるエネルギーや食糧価格の高騰、世界的なインフレと金利上昇による債務問題の深刻化等により、経済・社会の脆弱性が高まっています。
こうしたなか、日本政府はアフリカの自立的・持続的な成長の実現に向けて、国際機関や民間企業、市民社会も参加する開かれた場としてアフリカ開発会議(TICAD)を立ち上げ、JICAもTICADの推進をアフリカ協力の枠組みとして位置付けています。TICADでは「民間投資の促進」が重要テーマの一つに挙げられているものの、アフリカ向けの投資は他地域に比して未だ限定的です。本債券は、アフリカの自立的・持続的成長の後押しと民間資金動員の推進を目指し、「アフリカ・TICADボンド」として発行されます。
本債券は、「JICA ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワーク」(2023年4月7日公表)に基づくサステナビリティボンド(※)として発行され、調達資金は、JICAが実施するアフリカ向けの有償資金協力事業に充当される予定です(但し、石炭火力発電事業への出融資を除きます)。
当社は、サステナブルな社会の実現を重要課題(マテリアリティ)の一つと捉え、事業活動を通じて社会課題の解決と地域への貢献に取り組んでいます。今後もサステナビリティボンドをはじめとしたSDGs債の引受・販売等により、社会とともに発展する企業であるよう努めてまいります。
- サステナビリティボンドとは、社会的課題および環境課題の解決に資するプロジェクトの資金調達のために発行される債券です。SDGs・ESG投資の対象となる債券です。
<「アフリカ・TICADボンド」(第83回・第84回国際協力機構債券(国内財投機関債))の概要 >
発行体 | 独立行政法人国際協力機構(JICA) | |
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名称 | 「アフリカ・TICADボンド」(サステナビリティボンド) (第83回・第84回国際協力機構債券(国内財投機関債)) |
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年限 | 3年債 | 5年債 |
発行総額 | 150億円 | 80億円 |
利率 | 0.923% | 1.178% |
発行価格 | 額面100円につき金100円 | |
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(事務主幹事)、岡三証券、 野村證券、みずほ証券 |
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条件決定日 | 2025年8月8日 | |
払込日 (発行日) |
2025年8月20日 |
以上